訪問者ぶたぶた
矢崎存美
光文社
ホストのコウは焦っていた。ナンバーワンは引き抜かれ、オーナーは病に倒れ……。そんなとき耳にした“伝説のホスト”の噂。不滅の売上記録を持つ謎の男とは?(「伝説のホスト」)
もう〆切に間に合わない――。アシスタントたちに逃げられ、独り泣く少女マンガ家の元にスゴ腕の助っ人がやって来た!(「ふたりの夜」) 
笑いの後にじんとくる、人気シリーズ最新作!

 おなじみ「ぶたぶた」シリーズの最新刊。
 今回は全体的にさらりとした印象の作品が多いですね。あとがきにもあるように重いテーマはなし。
 もっとも、重いテーマ扱ってても、最後はハッピーエンドで後味いいのがこのシリーズですけれど(じゃなきゃヘタレの私は読み続けません)。

 冒頭の「神様が来た!」のラストが「んー?」って感じだったのですが、やっぱり最後の最後でオチをつけてくれます。

 しかし、ぶたぶたさん、いいなあ。私もお友達になりたい……。