ThinkPad T440sですが、OSをWindows10にアップデートしたせいか、いたわり充電設定がうまく機能しなくなりました。
 ちょっと前までは「だいたいここらへんだろう」と勘で充電をストップさせてたのですが、精神衛生上、あまりよろしくありません(笑)。
 そんなわけで、海外のサイトも含めて色々検索してみたりあれこれ試行錯誤してみたところ、原因っぽいものが発覚。その後半月ほど経過を見て現在に至りますが、どうやら成功したようなのでメモ代わりにアップしておきます。

 あ。お約束ですが、レジストリいじくるわけですので自己責任でよろしく。なんかあっても私ゃ一切関知しませんので!
 あと、間違ってたらご指摘ください。私、文系のエロ作家なので!(でも情報工学科卒だったりする)

 まず今回判明したのは、T440sのようにセカンドバッテリーがあるモデル限定かもしれませんが、いじくるレジストリは一箇所だけじゃない、という点。
 実はこれ、以前からそんな気はしてたんですよね。
 内蔵バッテリーはきちんといたわり充電設定が有効なのに、セカンドバッテリーはダメ、というパターンが何度もあったんで。
 改めてネットで調べたりレジストリを検索してみた範囲では、バッテリーに関連する項目はどうやら2箇所。もしかしたら他にもあるかも、ですが、取り敢えず勝手にそう断定(いい加減)。

 まずはこれまでもいじくっていたここ。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Lenovo\PWRMGRV\Data

いたわり充電2いじくるのは四角の中の数値

 私は「40%を切ったら充電を開始して80%で停止」にしてます。

 ここまでは前と一緒。違うのはこっから。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Lenovo\PWRMGRV\ConfKeys\Data\(各自の番号?)

いたわり充電1四角の中の数値をそれぞれのバッテリーで設定

 消してある部分にはそれぞれ内蔵・セカンドバッテリーの固有ナンバー?です。レノボのアプリでも確認できます。

 これでオッケーかと思ったのですが、実は私のときは、
・ChargeStartPercentage
・ChargeStopPercentage
 の項目がどちらのバッテリーでも抜けてました。

 なしの状態だとうまく作動してくれなくて、自分でこの項目を追加したら大丈夫だったので、必須なのかもしれません。

 現在はこんな感じでばっちり動いてくれてます。

いたわり充電3セカンドバッテリーが40%以上あるので充電せず
いたわり充電440%切ったので充電開始
いたわり充電5そして80%で停止

 内蔵バッテリーでも同様の動作をします。

 ただ、システムのアップデートをするとデフォルトに戻されるっぽいので、そこは不安&不満。
 まあ、そのときはまた設定し直せばいいんですが、普通に面倒ですよね。
 レノボさんは「誰がこんなの求めてるんだゴラァ」ってアプリばっかり作ってないで、かつての省電力マネージャーをさっさと復活させてください。マジでお願い。