AVサラウンドレシーバー NR1602
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諸般の事情が重なって我が家にやって来たのはこの薄型AVアンプです。
本当はTVラックに設置したいのですけど、諸般の事情(=散らかっている)でまだ床に置いてます……。
薄型の意味ねえ!
レビューというか素人の感想をこれからだらだら書きますが、比較対象は同じエントリークラスのRX-V471(ヤマハ)となりますので、そのつもりでお願いします。
また、スピーカー構成は2.0chです。スピーカーはCX-101(デノン)。
いくつか試した結果、現在はバイアンプ接続で使用しています。バイワイヤに比べて若干すっきりした音になりましたが、極端には変わらなかったのがちょっと残念。ケーブルとの相性なのかなぁ。
では、ざっくりと(現時点での)比較結果と感想を。
基本的に地デジ放送の番組とiPod接続の音楽でのお話です。BDの映画なんかはまだ試してません。
(音質)
RX-V471のよくも悪くも軽い音と比較すると重厚というか濃い感じ、ですね。
ソースの音をそのまま増幅してしまうイメージで、粗も目立っちゃうところもあるような。もちろん、いい音はよりよく聞こえる気がします。RX-V471はそこらへん、上手に丸めてたのかもしれません。
音楽に関しては、解像度がRX-V471よりずっと上です。かなり細かいところまで聴かせてくれるし、ここの音質差が一番の違いですね。
(画質)
特に差は感じず。
(操作性)
これは完全にRX-V471の勝ち。かなり違います。
わかりにくい、というほどでもないですけど、わかりやすくはないですね。ちょっと慣れが必要。
あと、マニュアルがCD-ROMなのも不便。印刷しましたが、かなりの分量です……。
iPodのデジタル接続の際、認識まで1分ほどかかるのは同じマランツのNA7004と一緒。
ただ、RX-V471がほぼ待ち時間ゼロだったので、ちょっと「うーん」という気にはなります。
全体的なレスポンスに関しては特に不満は感じませんでした。
(機能)
ネットワークプレイヤーとしての機能はまだ使ってないので評価保留。ただ、RX-V471にはない機能なので、この点はNR1602の圧勝ですね。
(省スペース)
これも言うまでもなくNR1602の圧勝。
そもそもこのサイズって、安価なものしかないんですよね。AVプリアンプで薄型出してくれないのかなぁ。需要ありそうな気がするんだけど。
(感想)
音質と機能、サイズを重視するならば実売価格を考慮してもNR1602はお得なモデルだと思います。
特にこの薄型タイプは選択肢が少ないので。
ただ、操作性とか細かい点はもうちょっと頑張って欲しいかな、というのが正直なところ。
タイマーはあるものの、一定時間信号がなかったら電源切る機能は欲しかったし、リモコンの操作がちょっと直感的にわかりにくかった気はします。……私だけだったらごめんなさい。
もっとも、腹立つレベルじゃないです。むしろヤマハが洗練されてたと褒めるべきなのかも。
ちょうどこれ書いてる今日、ヤマハが後継機種(RX-V573、RX-V473)を発表しました。
特にV573はカタログスペックだけ見るとNR1602とよく似てて、気になりますね。まあ、音に関しては実際に聴いてみないとわからないのですけれど。サイズも違うし
個人的には、置き場所と予算が許すのなら、次はミドルクラス狙ってみたいと思ってます。
SC-LX85買えちゃうような売れっ子になりたいです……!
(追記)
ワットチェッカーで測定しておきました。今頃だけど。1603や1604といった後継はどう変わったのかちょっと気になります。
待機時(HDMIスルーON)……2か3ワット(多分2かな?)
無音時(スピーカー2台接続)……28から31ワット程度
使用時(レコーダー使ったりiPod接続したり)……29から34ワットくらい(Audysseyなんかを使うと1〜3ワットくらい上がる? 音量上げても1ワットくらいしか変わらないっぽい)