その1から続く)

 私がノートPCに求める最大のファクターはキーボードです。もう、ここが9割です。
 仕事柄、タイピングのフィーリングは絶対に譲れません。もちろん好みもあるので、実際に触ってみないと怖くて買えません。
 そんなわけで秋葉原のヨドバシなどの店頭でひたすら試してみました。説明員にも色々質問して、どの機種がいいのかを絞り込んでいきます。

 結果、私の好みに合ったキーボードを搭載したノートは以下の3つ。

・ThinkPad(レノボ)
・Let's note(パナソニック)
・MacBook(アップル)

 実際はThinkPadが頭二つくらい抜け出た評価です。でも、Let's noteとMacBookでも慣れれば大丈夫だろうな、という印象。
 他のメーカーは、慣れるかもしれないけど、不満は消えないかな……と感じました。

 本当は東芝のDynaBookとか富士通のLIFEBOOKを考えてたんですよね。でもキーボードがどうも好みじゃなくて……。
 NECとかソニー(身売りしちゃうようで残念)のPCもあまりいい印象はありませんでした(あくまでもキーボード限定の話)。

 そんなわけで、この3つから絞り込むことになりました。
 まあ、これがかなり大変だったのですけども。

 メーカーへのイメージ・信頼感は、やっぱりパナソニック。次いでアップル。大きく離されてレノボ。
 レノボっつーか、あの国へのイメージが悪すぎるわけです(個人じゃなくて国単位の話ね)。悪い噂もありますしね。
 ただ、レノボじゃなくてThinkPadを買うと思えばぎりぎりオッケー。レノボ製品ではなく、日本の大和研究所の製品を買うと思えば心理的障害はクリアできなくもないです。

 パナソニックは日本製という点に加え、ThinkPad同様に質実剛健なイメージが私好み。

 アップルは……まあ、嫌いなところも多々あるけど、素直に凄いな、と尊敬できる数少ないメーカー。ハマっちゃったら抜け出られない予感がします。

 価格は、モデルによってピンキリではありますが、自分好みの構成にするとやっぱりLet's noteは高くなっちゃいますね。MacBookもそこそこ。
 その点、ThinkPadは最初の価格もほどほどだし、長期的に見ると自分でいじれる部分が大きいからさらにコストパフォーマンスが上がります。

 結局、この3つならどれでもオッケーじゃないか、ということになりますが、改めて自分の用途と照らし合わせてみますと、Let's noteはちょっと違うかな、と感じました。
 私はあそこまでの軽さや稼働時間は求めてない反面、画面のサイズや美しさが物足りません。
 あちこち移動する人にはあれは素晴らしいと思うんですけどね。

 そんなこんなで、候補はThinkPadとMacBookに。でも、今のところはThinkPadに傾いてますね。
 MacBookはまだそれほどいじってないので、店頭で再度キーボードの感触などを確かめてから考えます。

(その3に続く)