今年の初めにちょっと日帰りの手術をしました。命に関わるとか、そういう類では全っ然ないものでしたが、そりゃ切って縫ったわけなんで、術後の1、2週間はほぼ寝たきりでした。
 そんな状況でも仕事はやらなければならなかったため、急遽、サブだったノートを暫定的にメイン機に昇格させることに。

 悪くない手応えだったので、快復したあともノートをメインにしてしまおうか、と考えました。いくつか気になる点もなくはないのですが(メモリとか)、まずは気温の上がる夏まではテスト運用するつもりでいます。

 んで、最も心配なのがCPUなどの温度です。デスクトップだとほぼ室温で安定してるのですけど、ノートだと50〜80度くらいまで上がります。低くて40度弱かな。
 もちろん、この程度なら設計範囲内で問題ないだろうと頭では理解してますが、なにしろずっとデスクトップをメインにしてきたせいで、不安になっちゃうのです。パーツの寿命を考えると、低いに越したことはないわけですし。

 なお、私が使ってるノート及び接続してる機器は、以下のものです。

ThinkPad X1 Carbon gen6(2018モデル)
Core i5 8250U(4C8T)
メモリ8GB
SSD128GB(500GBに換装予定)
WQHD(2560×1440)
EIZO EV2785(4Kモニター)
トラックボール
Libertouch(キーボード)
Babyface(オーディオインターフェイス)

 薄型なので、排熱には不利ですね。70度超えるとファンが回ります。普通に使ってるときはまず回りませんが。
 吸気口は本体底面、排気口は右側面にあります。

 最初にやった対策は、底面にスペースを作ることでした。これは確かに効果あり。でも、劇的ってほどではないですかね。

 次に、温かく・熱くなる底面にアルミの板(今回はスピーカースタンドを利用)を敷いてみました。こちらも効果を実感。でも、長時間使ってるとアルミが結構な温度に。熱はきちんと伝わってるものの、放熱が追いついてないようです。

 よし、だったらヒートシンクだ……と、こんなものをゲット。




ヒートシンク

 この上にThinkPadを置くと、いい感じで熱も伝わってるし、放熱も追いついてる気がします。でも、もうちょっと冷えて欲しいな、と。試しにサーキュレーターを当ててみたらかなり冷えました。
 ……そうか、結局は風か。

 んで、続いて手を出したのが、いわゆるノートクーラー台。
 ファンは静音性を重視して、大型が1つのものをチョイス。材質もアルミで、お値段も手頃で、国内メーカーだったこちらを買ってみました。




クーラー台
 表。

クーラー台・裏
 裏。

クーラー台に載せる
 載せてみると、サイズはほぼぴったり。

 直接CPUを冷やせるわけじゃないのですが、X1 Carbonは底面が金属(マグネシウム合金?)らしいので、本体は確かに熱くなりにくくなりました。

 ファンの音は、私はほぼ気になりません。そこそこうるさい環境なので。
 あと、台の上にノート置くと、音を遮ってくれますしね。
 宣伝どおり静かだと思いますけど、環境や人によるかも。
 私は、満足してます。

 室温21度くらい、テキストエディタ(秀丸)で原稿書きつつ、裏でブラウザゲーム(艦これ)、BGM(Audirvana&SoundID Reference)、ブラウザで調べごと……くらいの負荷だと、低いときで40度、平均すると50度、ちょい高いときで60度くらいで安定するようになりました。
 そこそこの負荷をかけると70度超えますが、そうすると本体のファンが回転して、すぐにまた下がります。私の利用法だとあまり高負荷かけないので、これ以上先のことはまだ不明。

 この先、気温が上がる季節でどうなるかを見極めた上で、ノートをメインにするか、やっぱりデスクトップに戻るかを判断しようと思います。